Beverly Hills
■2000/06/30
Beverly Hillsは、街の条例によって、観光バス等の乗り入れを禁止している。・・ので、立ち寄りたかったら、タクシーやレンタカーを用いるか、数人乗りのシャトルバスで行っているツアーに参加するしかないらしい。住宅街は、予想していた「豪邸ばかり」というイメージとは少々違っていて、確かに豪邸もあるけど、ごく普通のウチもあったりする。とはいっても、庭や芝生の手入れがきちんと行き届いているのはもちろん、駐車場に停まっている車等をみると、やはりお金持ちの街なのだ・・・と感じる。犬を散歩させていたりする老人をふとみると有名な映画俳優だったりする・・・・ということをちょっと期待したりしたのだけど、そういうことはなかった。そもそも、車通りも人通りもほとんどなくて、人にお目にかからないのだ。これは、独立記念日の連休であることが大きな理由だろう。
Beverly Hillsから車で10分程度走ると、高級ブティックが建ち並ぶことで有名な、「Rodeo Drive」がある。
ここは、映画「Pretty Woman」に代表されるように、映画にもよく出てくる街。行ってみると、確かに高級ブランドもののお店が建ち並ぶ。日本だと、CHANELとか PRADAとか、全く似合わないガキンチョが持っていることが多いので、あまりありがたみはないかもしれないが、それに見あった人が身にまとうとやはり違う。振る舞いや仕草ひとつでも、”品格”を感じることが多い。
▲Rodeo Drの看板がわかるでしょうか? 向かって左右方向に延びる道がRodeo Drive
そもそも、例えばCHANELの服を着ている人や、着る機会の時には、彼らや彼女らは電車やバスに乗ったりしない。
運転手つきの車で、ドアtoドアが当たり前。普通の人でも、パーティ等で着飾るときには着飾るけど、そういう時にはやはり全てが「日常とは変わる」のだ。そう考えると、結婚式とかで着飾っても電車で出かけていく日本人(というか首都圏の人に限ったことかもしれないけど)・・・・って、生活システムの違いってだけでは説明がつかない、何だかとても滑稽な感じに思えてきた。
Beverly Hillsもそうだけど、Rodeo Driveも、独立記念日の連休のせいなのか人影はまばら。
お店も殆ど全て閉まっているので、ざっと街並みを見て歩くしかすることがなかった。
▲The Beverly Wilshire Hotel
映画Pretty Womanの舞台となったホテル。
そー言えば、英語Schoolで一緒のCANADAの子が、Readingの時に「Happiness」をアピネスと発音して直されていたっけ。その子曰く、「だって、Frenchでは、初めのHは発音しないんだもん」って。
注)CANADAでも、Quebec州はFrenchが公用語です。