愛の湖
2004/06/06
■愛の湖
Minnewater
なんとも気恥ずかしいネーミングではあるが、ブルージュ駅から入ると、白鳥の浮かぶ美しい湖が最初の見どころとなる。 ブルージュとは「橋」という意味で、ローマ時代にかかっていた橋に由来する地名であるそうだ。 1740年に湖に架けられた橋からは、街が一望できる。 もともとこの湖は、レイエ川を切り開いて巡らせた運河の水を一定量に調整するための貯水池であったが、恋人たちの憩いの場として「愛の湖」 Minnewater と呼ばれるようになったのだそうだ。 ブルージュの街は、運河が縦横に走り、その景観の美しさは「屋根のない美術館」と呼ばれるほどである。