Grand-Place (Brussels)
2004/06/01
■ グラン・プラス Grand-Place
ブリュッセル中央駅(Bruxelles Central)から徒歩5分のところにあるグランプラスは、世界有数の美しい広場として知られており、1998年に世界遺産に登録された。
市の中心となるこの広場では、中世には馬上槍試合なども行われた。 1695年、ルイ14世率いるフランス軍の砲撃に遭い、広場を取り囲む建物のほぼ全てが破壊されてしまったが、その5年後にはもとの姿を取り戻したとのこと。
現在は毎日花市が行われているほか、さまざまなイベントの会場として利用されており、いつも多くの人々で賑わっている。かつてヴィクトル・ユゴーは「素晴らしく大きい広場」と呼び、ジャン・コクトーは「絢爛たる劇場」とたたえたそうである。 中世の香りただよう石畳のグランプラスに立って周りを見渡すと、市庁舎を中心に華麗なゴシックやバロック様式で再建されたギルドハウスに囲まれた眺めに圧倒される。 中世へ迷い込んだような気分になってくる。