Key West その2 (FL, USA)

'14年6月8日

Florida Keys

Key West

 

■2000/01/03

▲原チャリを返す前に、ホテル周辺を探索。

マングローブがそこら中に生えている。上の写真は、Roosevelt Blvd.。この道が、ぐるーっと島の外周をまわっている。

ジョギングをしている人も多く見かけた。道の舗装は悪いのだが、車もバイクも制限速度は30mph(約50km/h)

バイクはともかく、車にとってはのーんびりと走る感じ。交通量はそれほど多くはないものの、流れが遅いので所要時間の見積もりには注意が必要だ。右手のずーっと先が空港だ。左の海の向こう、約140km先はCuba。

▲「Key West: Southern Most Point」

アメリカ合衆国本土の最南端の地。

本当の最南端は、ここに隣接する海軍基地内にあるのだが、当然一般人が入ることはできない。・・・・というわけで、ここが最南端の地というわけです。

そうそう、「シャッターを押してあげましょう」と親切(?)な人が声をかけてきたのだが、カメラの盗難の心配もあるので、ちょっと躊躇した。

少し不安になりながらもカメラを渡して撮ってもらったのだが、その様子からすると"シャッターを押してあげることでのTipを期待している人"らしい。「何かしてもらったらTipが常識」の欧米社会、これがいいのか悪いのかは別として、快くTipを渡した。

「ARIGATO」と片言の日本語を言っていた。それにしても、どうしてすぐに日本人とわかるのだろう?一般の日本人旅行者と比べて、私の身なりは現地人に溶け込むほどお粗末なはずなのだが・・・?!

右手の豪華クルーズ客船と共に、左手にはBattle Ship(軍艦)らしきものがみえる。

(駆逐艦かな?)

ここから約100km先はCubaなので、米にとってのKey Westは重要な軍事拠点とも言えるらしい・・・・。

Florida Keys

▲Key West: NAVY base

上記のSouthern Most Point脇の、海軍基地。本当の意味での"米本土最南端の地"はこの基地内にあるのだが、一般には開放されていないので入ることはできない。

▲「Hemingway Home」

Key Westをこよなく愛したヘミングウェイが1931年から8年間の間住んでいたウチ。

当時のお金で、$2万を費やした「Key West初の真水のプール」もここにある。

彼はここで、「武器よさらば」「キリマンジャロの雪」等の作品を書き上げた。

代表作の「老人と海」もKey Westが舞台だと思ったが・・・・・。

(すいません、文学には疎いもので)

Old Town Troley

島内を観光するトロリーバス。

公共の交通機関が存在しないKey Westでは、車やバイク等の足の無い人にとってはこの観光バスが便利。

島内を約1時間半掛けてまわり、途中は乗り降り自由。このことから、交通機関として利用するのも便利。

Key West

▲倉庫を改造したストア。

「KEYWEST BLICKS」。 BLICKSとは、レンガのこと。

Troleyバスのりばでもある。

「Key West Aloe」

お土産としても有名な、アロエ専門店。アロエのGelやシャンプー等、様々なものを扱っている。私もここでお土産を買いあさった。


お店なのか何なのかはわからない。

建物の雰囲気が気に入ったので写真におさめてみた。

Florida Keys

Key West:

「Pelican Poop」

ペリカンに関係するものを扱っているお店。


お店の中はペリカンでいっぱい。

「Conch Tour Train」

Old Town Trolleyと並んで、有名なガイドツアーバス。

蒸気機関車の形をしたバス・・・ということで有名。マロリースクエアから発着する・・・・らしい。

▲これも一般の普通のウチなのだが、カワイさの為につい・・・・

Key Westはこんなのばっかり。

レンタカーを返却し、時間ギリギリで空港へ。

飛行機は、Miami行き12:45だったのだが、空港でCheck Inしたのが12:35。 フライトのStatusは「On Time」だったので、あせった、あせった・・・・・。

それでも無事搭乗し、荷物も積まれているところを目視で確認(小さい飛行機だから見えるのだ)。 Key West空港は小さい空港なので、Check Inカウンターから先のドアを出て、滑走路付近を歩いていく。・・で、タラップから搭乗する。 搭乗ゲートもなければ、シャトルバスも無いのだ。

眼下の珊瑚礁の島々に名残を惜しみながら、帰路につく。

Miamiで乗り換えてOrlandへ。

そして、OrlandからNYC(New Ark)へ・・・。

Keysを通り過ぎると、眼下には一面の大湿原が。。。アリゲータがウヨウヨいるこの大湿原をボートでまわるツアーもあるらしい。

次回はこれに乗ってみたい。ただし、夏の間は、蚊がモノスゴイそうな。それも、日本のと違って巨大なヤツ・・・・。強力な虫除けが必須だとか・・・・。

Miami到着直前、左側を並行して飛んでいる旅客機を発見。B727のようだが、こんな近くを飛んでニアミスはしないのか?? ともかく、眼下には手の届きそうなところにMiamiの街が見えている。

すぐ下に、I95(Free Way)が見える。 Key Westから、約50分。

13:30到着予定だったので、ほぼOn Time。

Key Westから乗ってきた飛行機。

こんな小さいやつ。

タラップを降りるとバスが待っていて、そのままバスに搭乗。

ちなみに、機内持込の荷物、飛行機が小さいためにピギーバッグ程度のものでも不可。

それは、搭乗直前(タラップを昇るとき)に手渡しで荷室に積んでもらうようだ。

降りるとき(バスに乗る前)に、荷室から下ろしてもらったものをこれまた手渡しで受け取る。

そう、スキーのツアーバスに乗ったことがある人ならわかるだろう・・・ちょうどあんな感じです。

上の自家用機のような飛行機と違って、MiamiからOrlandに行くヤツはB727・・・

(この垂直翼と、尻下がりのズングリ胴体はB727だよね・・・)

15:07のDeptなので、まだ1時間以上ある。待ち時間の間に昼食。

ほぼOn Timeで、Miamiを離陸。

下に見えるは、Miami Beach付近。Miamiは、犯罪率は少々高いのだが、常識の範囲で行動していれば問題は少ないとのこと。まぁ、夜の女性の一人歩きとか、ヒトケの無いところに足を踏み入れるとか・・・・しなければ大丈夫。世界全体からみれば、それが平気でできる日本の方が特殊・・・・

機会を改めて紹介しようと思うが、Miamiのレンタカー屋のカウンターで配布されている無料のMAPに、「レンタカーを利用する旅行者の心得」なることが色々と書いてあった。これを読むだけでも、「アメリカ人にとっても危ないところなんだな・・・」と実感する。

Miamiを飛び立ってしばらくすると、飛行機は雲の上へ。 眼下に広がる雲海の上にもまた雲が・・・

飛行機は、雲と雲の間を飛んでいく・・見渡す限りの雲海。

青い空に見とれていると、暖かな日差しとに誘われて強烈に眠気が・・・。

ま、ドタバタと早起き&夜更かしが続いたので、睡眠不足は仕方がない・・・・。

景色も見飽きてきたのでウトウトと・・・。

とはいっても、Miamiからは約1時間の短いフライト。ちょっとウトウトした程度で、Orlandへ到着・・・。

Orlandへ16時頃到着。New Ark行きの便に乗るのだが、Deptは19:30。

Check Inを済ませ、荷物を預けてしまってから、空港内でお買い物等ブラブラと時間をつぶす。

Miami遅めの昼食をとったばかりだったので、Beerを飲みながら、夕食とはいえない軽めの食事をした。

・・・・・・・ところが、このあと、大変なことが!!!

■2000/1/4

昨夜1/3の19:30のNew Ark行きの便に搭乗するハズだった。 Check Inまで済ませているので、あとはGateから搭乗するだけ・・・。
「ちょっと遅くなったかな?」と思いつつも「Check Inもしてあるし」との安心感もあって、19:15頃にGateに行った。でも、Gateは閉まっていた。Gateの先には搭乗する飛行機がとまっている。「まだ搭乗開始していないの??」と思いつつ、フライトのStatusを確認すると「On Time」の表示。

19: 25になっても、Gateが開かない。「これはおかしい!」と思って、Continentalの係員にどうなっているのかと聞くと「今Gateを離れたよ」とのこと。「えぇー!?」と思って、Check Inもとっくに済ませていること、ここには15分前には来ていたことを告げると「そんなの知らない。40分前には搭乗手続きを開始していた」と・・・。 もう出ちゃったものを呼び戻すことはできないので、どうしたらいいのかを確認。「New Ark行きは次のが最終便だが満席。でもStand By(キャンセル待ち)して空きがでれば乗れる。とりあえずStand By手続きを・・」とのこと。手続きをしてさらに2時間程その場で待った。もともと「1/3のOrland発の便」は予約が困難で、やっとのことで取れたこともあり、「キャンセルなんて出ないのでは?」との不安が頭をかすめる。

案の定、何席かキャンセルはでたものの、前から待っていた人が数人乗っただけで、搭乗することができなかった。係員にもう一度確認すると「明日の朝一の便なら空きがあるので乗れる。ただし、再度これをMissすると、その後の便への搭乗は別料金が必要となるのでくれぐれも注意して」と。時計はすでに23時ちかい。 ホントなら今ごろはNew Arkに到着しているぐらいの時間なのに、こういった訳でOrlandへもう1泊する羽目になった。

空港近くのホテルに電話して空きがあるかどうか聞くと、部屋は空いているとのこと。早朝でも送迎している事を確認して、空港からのPick Upを依頼し、指示されたターミナルで待つ。15分と言われたものの、迎えに来たのは40分後。ホテルにCheck Inし、早朝の出発に備えてトッとと寝る。New Ark行き第一便は、7:15。遅くとも30分前にはGateに着こうと考えると、ホテルを出るのは6時頃。ホテルフロントにシャトルバスの時間を聞くと第一便が6:00とのこと。早朝の送迎は30分おきだそうで、この6:00のものを逃すと飛行機に間に合わない可能性がある。絶対に寝坊は許されない・・・・・・。

翌朝は、無事に搭乗できてNew Arkへ。 少々雲があったものの、離陸後に雲の上に出ると朝日がまぶしい。

初日の出というわけではないが、日の出です。Orlandから、Floridaの海岸線をかすめつつ、一路New Arkへ飛ぶ・・・・。地上を見ていると、だんだんと「冬らしい景色」に変わっていく。Orland以南では、地表は緑色だったのに、South Carolina州の辺りから茶色っぽくなっていく。 「やはり今は冬なんだ・・」と実感。

 

Orlandから約3時間。Manhattenのビル群が見えてきた。

真下は、New Ark(New Jersey)付近。

Manhattenのビル群の真中にそびえ立つTwin Bldgは、World Trade Center(世界貿易センター)ビル。10年ほど前に爆破事件があったところだ。

ドタバタしたものの、何とかNew Arkに到着。空港の向こうに見えるは、Manhatten(NYC)。心配していた「先に着いてしまったスーツケース」もすぐ見つかり、問題なく受け取ることができた。

ここから車で約1時間半。やっとのことで自宅に到着。一休みする間もなく、出勤・・・。

「あれもこれも」と欲張りに予定を立てたので、何かドタバタしていた。

とはいっても、WDWで2000年のカウントダウンができたことは、いい思い出になるだろう。

それはそうとKey West・・・・・・、気に入ってしまった。できることなら近いうちにもう一度行きたい。勝手がわかったので、今度はマリンスポーツをしたり、ノンビリと釣りをしたり・・・・というのがいいな。

あー、それにしても、PhiladelphiaやNYは寒い・・・。つい昨日、半袖でいたことがウソのよう・・・・・。

昨日までのことはまるで夢だったかのように、一気に現実に戻った感じ・・・・・。